物書きの1人語り

物書きの戯言です

コンビニでの密かな楽しみ

    一年前、私は大阪に引っ越してきた。
    学校に行く為に地元から離れた私は、不安で仕方がなかった。心が縮むような感覚を、今でも覚えている。
    その時に、私はご飯を買いに近くのコンビニに寄った。そのコンビニに、笑顔の素敵なお姉さんがいたのだ。
    そもそも、私はコンビニ自体そこまで行かない人間だった。食事は母の手作りを食べていたから、自分がコンビニに買いに行く事などほとんどなかったのだ。
    しかし腹は減る。一人暮らしで不安など言ってられない。親元から離れるとはそういう事だ。私は近くのコンビニに初めて入った時、そんな気持ちを抱えていたのだ。
   だが、その気持ちを和らげてくれたのが先程話したお姉さんである。お姉さんは私に気軽に話しかけてくれて、レジで会う度に何気ない話をして帰っていた。
   慣れてくると、お姉さんは私の服を褒めてくれたり、早い時間に行くと「今日は早いですね」と笑っていた。その時間が、私にとってとても楽しい時間だった。レジでほんの少し話すだけ。そのほんの少しが、私の心に優しい水を注いでくれたと言っても過言ではない。
    二年生になっても、お姉さんとの時間を大事にしよう。春休みが終わって大阪に帰ったら、また会いに行こう。春から二年生になったんですよ、と言いに行こう。
    そう思っていた。それが出来ると思っていた。そのはずだったのに。
「……あれ?」
     春休みが終わってからコンビニに行くと、お姉さんはいなかった。一回だけかと思ったら、二回目もいなかった。三回目も四回目も、いなかったのである。
(どうして……?  どうしてお姉さんがいないの……?)
    密かな楽しみだった。お姉さんに「お久しぶりです!」と言いたかった。でもいない。どこを見渡してもいない。
    店員さんに聞こうかと思ったが、聞いていいものか分からず、うずくまりたくなった。疑問だけが湧き上がり、膨張していく。早く聞きたいけど聞きたくない感情が、頭の中を駆け回る。
    他の人から見たら、大した事はないかもしれない。え?  そんな事?  と思うかもしれない。でも私にとっては大きな事なのだ。あのお姉さんに、私は助けられた。だからこそ何度でも言いたかったのだ。
「いつもありがとうございます」と。
    近いうちに、私は他の店員さんに聞く事だろう。その結末が「今は休暇を取ってるので、それが終わったら帰ってきます」だったらいいのに、と思う。あのお姉さんともう一度話したかった。その願いが叶う事を、今も信じている。

僕たちは推しカプが出来ない

 この話は生まれてこの方推しカプに出会った事の無い可哀想な女の戯れ言です。
 何言っとんだお前は、みたいな温かい目で見てくれると嬉しいです。


 僕たちは推しカプが出来ない。
 関係性オタクだと知人から公式認定された私。
 でも私自身は推しカプに出会った事がありません。
 大抵好きになるのはキャラ単体で、2人組の男女を好きになっても沼る事がない。
 こだわりすぎているのか、それとも単純に縁が無いだけなのか。
 それすら分からないのでとりあえず思った事を書き綴っていこうと思います。

 

 Twitterを見ていると、こんな話が耳に入ってきます。

「推しカプがしんどい~~~!!!」

「推しカプ is 概念」

「○○みたいなシチュの推しカプが見たい」

 みなそれぞれの推しカプに思いを馳せて沼に落ちている様を傍目から見ている事が多い私。

 楽しそうだなと微笑ましい気持ちで見ていましたが、気づいた事がありました。

 

「私・・・推しカプいないじゃん」

 

 そう、そうなのです。

 私には生まれてから推しは出来れど推しカプに昇華した事がない。

「この2人組いいな」と思ってもそこで終わってしまう事に。

 なんてこったい、これは死活問題だぞ。

 なんとかして推しカプを見つけて沼りたい。

 まずは自分の推しからカプを見つけていこう。

 最初に思い浮かんだのはFateシリーズに出てくるアキレウス

 彼はFate/Apocryphaで出てくるキャラで、今1番推しているキャラと言っても過言ではありません。

 同じシリーズに出てくるアタランテさんも好きですね。

 この2人の最後の会話は見ていた人全員が涙した事でしょう。

 この2人を推してらっしゃる方も多いのではないかと思います。

 ではこの2人は私にとって推しカプになりえるのか。

 正解はNOですね。そもそもこの2人をカプとは思ってないからです。

 明確に愛し合ってるわけではなくて、あの2人はお互いに謎クソデカ感情を持っていると思うのです。

 お互いに微かに記憶には残っていても、あの時の事は明確に覚えていない。

 アキレウスはあの時アタランテさんを助けられなかった事を密かに覚えている。

 一方アタランテさんはアキレウスを認めてはいれど愛しているわけではない。

 その2人をカプと言うのは早計である、というのが持論です。

 でもあの2人はあのままでいいと思う反面、肩を並べて戦う姿も見たい複雑なオタク心。

 私の理想の推しカプはそういうのではないのですよね。

 言ってませんでしたが私の理想の推しカプは「べたべたに愛し合っているわけではないけど便宜上恋愛をしていて、お互いに複雑な感情を持ち合わせてはいれどそれを口に出さず、いつもお互いの身と心を求めて手を伸ばしてる」カプなんですけど、複雑すぎて自分で作った方がいいんじゃなかろうかと思い始めています。

 この条件が全て揃ったカプに会いたいです。きつすぎるよバナージ。

 ちなみに同じシリーズに天草四郎時貞セミラミス様、通称シロセミというジャンルがありますが、あの2人に対する回答は「シロセミはシロセミであってシロセミではないからカプではない」というのがアンサーとなります。

 面倒くさいオタクここに極まれりって感じですね。何言っとんだお前は。

 そんな事を言っていたらいつまで経っても推しカプが出来そうにないどころか、このままいくと面倒くさいオタクが更に露見するので勝手ながらここでお開きとさせていただきます。

 怪文書に付き合っていただきありがとうございました。またいつかお会いしましょう。

ある歌手さんの歌を聴いて号泣した話

皆さんこんばんは。

今回紹介する話は「曲を聴いて泣いた事の無い女がある曲を聴いて号泣した話」です。

私は歌手さん自体あまりよく知らず、自分が知っている歌手さんは限られていると思います。

歌手さんというよりかはアーティストさんで好きな方はいらっしゃいますが、女優やモデル、歌手に関係する方はあまり知りません。

でも、心から「この歌手さんを応援したい」と思った瞬間に出会いました。

 

その時私は「かぐや様は告らせたい」の2期OPのミュージックビデオを見ていました。

アニメ版ではなく、FULLバージョンです。

鈴木雅之さんと鈴木愛理さんが歌ってらっしゃるビデオです。

YouTubeで検索したらすぐ出てくると思います。

そのビデオに出てくる女性、鈴木愛理さんの容姿と美声に惹かれました。

赤いドレスが大変似合っており、ダンスを楽しそうに踊っていたのが印象的でした。

笑顔が可愛らしいのに発する声はあまりにも美麗で目が離せなかったですね。

そこから私は鈴木愛理さんがどんな人か調べてみようと思ったのです。

その方はモデル、女優、歌手と多種多様な仕事をこなしている事を知りました。

確かにこの方ならどれでも楽しくこなしていそうだと感じました。

この人を何も知らないのにそんな事を思いながら下にスクロールしていきます。

検索欄を見ていくと、Twitterアカウントも持っているという事で見にいってみました。

そこに貼り付けてあったツイートに目が入ったのです。

それは、鈴木愛理さんのファーストライブの動画でした。

これもYouTubeに上がっているらしく迷わず押しました。

飛び込んできたのはライブ会場。

ライブに行った事の無い私からすると新鮮で魅入ってしまいました。

ライブ会場にいる気持ちになったところで、ある曲が流れてきます。

曲名は「未完成ガール」。

その曲を聴いた途端、私はライブ動画を閉じたのです。

なぜ閉じたのか。

これは一種の衝動とでもいうべきでしょうか。

ライブ気分ではなく、きちんと聴きたいという欲望が勝ったのです。

新たに検索をかけ、FULLバージョンを聴きました。

未完成な自分でいい。

未完成な明日がいい。

その言葉を聴いた私は、涙を流しました。

その曲は私の人生を現しているかのように思えたのです。

私の生き方を肯定され、共感されたような気分になって。

しばらくその場にへたれこみ、泣きじゃくってしまいました。

涙と感情が濁流して止まらなくて。

どうしていいか分からず、とにかく泣き止むのを待ち続けていました。

風邪を引いているわけでもないのに熱っぽくて。

泣いている中思った事は「この曲に出会って良かった」「これからもこの曲と共に人生を駆け抜けていこう」と思った事でしょうか。

それ以外の感情はどう説明すればいいのか分からないのでお答えできませんが、感動したのは確かです。

この歌手さんを心から応援したいと思い、勝手にアカウントをフォローさせていただきました。

まだこの曲を聴いてない方は是非聴いていただきたい。

心を打たれた方は鈴木愛理さんを応援しましょう。

この文章がご本人に届けばいいなと邪な感情を抱きながら、記事を終えたいと思います。

未完成でありたい私は、また今日も理想に向かって歩きだすのです。

ラーメンが食べたくて

父「そうだ、ラーメンを食べに行こう」

時刻は夜10時過ぎ。

世間はコロナウイルスに侵されている今、父がラーメンを食べに行こうと言い始めました。

こんな時にラーメン屋に行くとはなんという事でしょう。これは行くしかありません。

 

 

母の車を借りパクし、夜の街を駆けていく。

深夜テンションで会話を弾ませながらラーメン屋を目指していく私たち。

なんでも父にはアテがあるのだとか。

したり顔でそう言っていた父。

それを信じていった先には。

 

1軒目「ちくしょーーー!!」

 

2軒目「ちくしょーーー!!」

 

3軒目「ちっきしょーーー!!」

 

夜まで開いているはずのラーメン屋が閉まっていたのです。

コロナが流行り出した為に閉めたのではないかと推測した私たち。

 

父「コロナ舐めとんな」

私「何なんあいつ」

父「だがここでは終わらんよ。まだ希望はある!」

 

啖呵を切って車を走らせる父。

私を一体どこに連れて行こうというのか。

車を走らせて早30分。

 

父「あ、開いてる!!!!」

 

なんと開いてるラーメン屋を見つけたのである。

店の名前は「ずんどう屋」。

こってりしたラーメンが特徴的で、夜12時まで開いている事が判明。

現在時刻は夜11時。

これは食らうしかない.........!

汝は救世主!と称えつつ店の中に入る私たち。

和楽器の演奏が店中に響き渡っており、初めて入った私は店内をずっと見渡していたくらいだ。

メニューに目を通しながら注文していく。

父が頼んだのは「味玉ラーメン」。

1番人気の商品らしく、替え玉まで頼んでいた。流石父。

私が頼んだのは「中華そば」。

元々ラーメン屋に行こうと父が言ったのは、屋台ラーメンである夜鳴きそばを食べ損ねたからだった。

私が頼めば一緒に食べられるだろうと思い注文した。

待つ事約10分。

注文したラーメンが届いた。

 

父・私「わぁ..........!」

 

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父が頼んだ味玉ラーメン

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私が頼んだ中華そば

写真の下に書いてある通り、1枚目が父が頼んだ味玉ラーメン、2枚目が私が頼んだ中華そばだ。

見栄えがあまりにもいいのは言わなくても分かるだろう。

これぞラーメン!という気概を感じて私は好きだ。

 

父・私「いただきます!」

 

お互いのラーメンに食らいつき分け合った後、黙々とラーメンを堪能する私たち。

唐揚げもセットで頼んでいたからかいつの間にか満腹になっていた。

ちなみに父は「若かりし頃に戻りたかった」「ここで引けば男が廃ると思った」と供述していたので本当に最高の父である。

帰ってから手洗いうがいを念入りにしたし、食べる時以外マスクは外さなかったから大丈夫だと信じたい。

こうして私と父はラーメンを食らう事に成功した。

私が学校に行く前に良い思い出が出来て良かったと心から思う。

だが良い子のみんなはこんな大人にならないように注意してほしい。

こんな本はいかが?

皆様お久しぶりですこんにちは。

今回は好きな本を紹介したいと思います。

実は以前フォロワー様から言われたのですよね、好きな本を紹介してほしいと。

ご本人はお忘れかもしれませんが、記していきたいと思います。

それでは、どうぞ。

 

1:物語シリーズ(作:西尾維新先生)

私の原点にして頂点。このシリーズに大変影響を受けて育った。

むしろこの本に出会わなければ私という人格はできていなかったと思うし、創作活動もしていなかったと思われる。

この本について語るとキリがないが、独特の世界観や数々の名言、書き方が特徴。特に好きな台詞は、八九寺宵ちゃんの「かみまみた」「神はいた」「愛なら売ってましたよ、298円で」だ。主人公の阿良々木暦君との問答では何回笑ったか分からない。

だがギャグ要素だけではなく、名言や格言もある。羽川翼ちゃんの「何でもは知らないよ、知ってる事だけ」、忍野メメさんの「元気がいいなぁ、何か良いことでもあったのかい?」、阿良々木君の「無理だったかもしれない、無茶だったかもしれない、でも無駄じゃなかった」等。

物語シリーズは名言も迷言もたくさんあるので、是非読んでいただきたい。巻数としては多いが、ページを開くと引き込まれる事間違いなしだ。話がとても面白いからね!アニメもやっているのでそっちもよかったらよろしく!(ダイマ

URLを下に貼っておくのでそちらをご参照ください!

kodansha-box.jp

 

2:夢十夜(作:夏目漱石先生)

突然どうしたお前と思われてそうですが残念だったな!私が読むのは古書(昔の本)と人生書が多いのだ!フハハ!(?)

これは古書の中で1番好きな話。ほぼ毎回「こんな夢を見た」から始まる。その夢がとても奇天烈で不可思議。しかも入りやすい。最初から「え?どういうこと?」と思う事が多く、気がついたら読み終わっていた(本人談)。現代を夢で見ている時もあり、その描写を見ると「あれ?なんかおかしいぞ?」と気づける面白さもある(主に第六夜)。

私が好きなのは第一夜。最初から衝撃を受けて、次々読んでいった為。どの話も好きだけどね!

古書というと取っつきにくいイメージがあるかもしれないが、深みがあり味があるものが多いのでこれを機会に読んでくれると嬉しい。もれなく私が喜ぶ。古書漁り趣味だし。

ネットで読めたりするので詳しくはこれをチェックだ!

www.aozora.gr.jp

 

3:一流になる人の20代はどこが違うのか(出版:致知編集部)

人生書ですやったね!これは各界のトップ35人が語る格言集です。

この方々の20代はどんな風に過ごしていたのか、何を掲げて生きていたのかが書かれてあります。ためになる話が多く、どれか1つは自分がいいと思うような言葉が見つかるのではないでしょうか。

私が好きな言葉は「人間の可能性を閉ざしているのは、他人でもなく、外部環境でもなく、自分の意識である」。これを見て、もっと頑張ろうと思いました。

人生の示準は人それぞれです。何を胸の内に秘めておくかで人生は変わってくる。もし気分が沈んでいる方、今後に思い悩んでいる方はこれを読むと何かヒントが掴めるかもしれません。

20代の方ではなくても問題ありません。どんな人にも読んでもらいたい一冊です。レビュー貼っておきます。

www.infact1.co.jp

 

4:十万人が愛した言葉(監修:藤尾秀昭様)

こちらも人生書です!こちらも言葉集で、繰り返し口ずさみたくなるような名言がたくさん入っております。

私が好きなのは、芥川龍之介先生の「運命は性格の中にある」。『朱儒の言葉』に書いてある言葉なのですが、これにとても心を打たれました。

本が苦手な方でも、この本ならすらすらと読めると思います。言葉集なので、文字数が他の本に比べて圧倒的に少ないです。なので誰でも手軽に読めるし持ち運べます。

こういった本も古書と同じく、読むのに躊躇してしまうかもしれません。ですが、その手を伸ばす事で自分を元気づけてくれる、勇気づけてくれる言葉に出会える事が多いです。

今これを読んでくれている貴方様の人生が豊かになる事を祈ります。

https://www.amazon.co.jp/%E5%8D%81%E4%B8%87%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%9F%E8%A8%80%E8%91%89-%E8%97%A4%E5%B0%BE%E7%A7%80%E6%98%AD%E3%83%BB%E7%9B%A3%E4%BF%AE/dp/4800912091

 

5:とらドラ!(作:竹宮ゆゆこ先生)

ブコメといえばこれでしょ!!(さっきまでの空気どこいった)(温度差激しいぞお前)(読者様が温度差で風邪引いてそう)

ぶっちゃけラブコメの原点といえばこれだと思っている。「かぐや様は告らせたい」に現在進行形ではまっているけど、ラブコメの原点といえばとらドラ以外にはないと思えるほど面白い。過激派な事は言ってはいけない

最初はわけが分からなくて、疑問がいっぱいだったけど読み終わった直後には涙を流していました。途中も涙が止まらないシーンが多かったです。文化祭とか。

キャラたちの感情の揺れ動きはこのラノベで学びました。いつか私もこんなラブコメ書いてみたい。

口で説明するより、見てもらった方が早い!というわけでURL貼っておきます。

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A8%E3%82%89%E3%83%89%E3%83%A9-%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%85%A810%E5%B7%BB-%E5%AE%8C%E7%B5%90%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E9%9B%BB%E6%92%83%E6%96%87%E5%BA%AB/dp/B004F9QCJ0

 

 

以上、全5冊紹介しました!どうでしたでしょうか?

これ以外にも面白い本、ためになる本はたくさんあります。本の世界は人を豊かにしてくれます。本を読む方もそうじゃない方も是非楽しいブックライフを送れるといいですね!

ではまた次回お会いしましょう!さよなら!

喫茶店巡りが趣味の女が喫茶店のあれこれを語ってみた

皆様こんにちは。喫茶店寄生虫ことゆまるです。

今回は「初めて入る喫茶店はどういう基準で入るか」「こういう雰囲気の喫茶店が好き」といった喫茶店のあれこれを話していく回です。

茶店に興味がある方、喫茶店のことを知りたい方はぜひお立ち寄り下さいませ。

では早速語っていきましょ~!!

 

 

 

{私が見る喫茶店のあれこれ}

まずは私が初めてその喫茶店に入る時に何を見るのかを言っていきます。

 

1:店内の空気

これは最初に見ますね。その店内の客層だったりその店内がどんな空気を循環させているのかを見ます。アットホームな感じなのか、もの静かで落ち着く感じなのかはその喫茶店によって違いますからね。ちなみに私はどっちも好きです(大声)

年齢層が若い方にウケがいいのか、そうじゃない方に人気があるのかも見ます。その年齢層を見ると店の空気も感じ取れたりします。やったねたえちゃん!

 

2:店員様

印象の話ですね。どんなに店内がオシャレでも、そこで働いている方が悪ければせっかくの店も台無しです。なので店員様の対応がスマート且つ纏っているオーラがよければ自然と客側も笑顔になるもの。特に小さいけど売れている喫茶店な上にインテリアが凝っているところは店員様の態度がよかったりします。多分これは店の空気がいいのか、その店の店長様の指導が行き届いているかでしょうね。どこの店に行ってもこれは言える事ですが(笑)

 

3:店内のレイアウト

どこに何が置いてあるかとか、席の設置場所も見たりします。喫煙ルームは扉などがあるかないかで大きく変わってきたりします。本を置いている場所とか、人数が多くても座れるところがあるかを見ておくと「ここだと友達を呼べるな」と思うからです。1人でくる事が多いですが、友達を自分の住む場所に招待した場合に有効です。実際そんな予定がある身としては見ておきたい点かなと。

 

4:メニュー

これは誰でも見るのではないでしょうか。その店が何を売りにしているのか、サブメニューにも心配りをしているかを見るのはよくある話です。

私はまず好きなものを頼んで食べたり飲んだりした後、その店特有のものを飲みます。例えばその店限定のコーヒー。その店の下地となったコーヒーですから、それを飲めば何を下地にしているか分かったりします。私が行ったところはどれも良かったので「喫茶店、サイコー!」となりました(信者かよ)(そうだよ)

 

5:お店の立地

だんだん評論家みたいになってきている気がするのは気のせいでしょうか。てかこれ喫茶店関係あるのかと思えてきましたね。私は飲食店より喫茶店の方がこういう事を見るよと思っていただければ。だって喫茶店大好きだし。昔ながらの喫茶店とか大好物です(すぐレトロ人間を発揮する20歳女)

失礼、話が逸れました。お店の立地は重要ですよ。その喫茶店がどこにあるのか、車や自転車は止められるのかですね。立地が悪ければ知名度も上がりませんし、車の置き場所がなければ人も来ないので、十分な面積の土地をとっているところだと安心ですよね。僕は家から遠くてもそこに喫茶店があったら行くのでOKです(登山家かよ)

 

色々言いましたがざっとこんな感じです。喫茶店に行かれる際は是非参考にしていただければ。喫茶店ほんといいのでね!あなたにとって憩いとなる喫茶店を見つけてくだされば幸いです!

 

 

 

ええ、ですが「あなたにとっての憩いとなる喫茶店」とは何でしょうか。「そんな簡単に見つかるの?」と思っているそこのあなた!大丈夫!私が行った喫茶店なら紹介できるから!

というわけでお次は私が行ったおすすめの喫茶店の特色と行った感想をピックアップして紹介したいと思います!

ただしこの中には岡山県にしかない喫茶店もあるのでご了承ください。岡山県倉敷市にある美観地区の喫茶店も行っていくのでもしお金と時間に余裕がありましたらお越し下さいませ。

 

1:元町珈琲

この喫茶店はチェーン店となります。インテリアがオシャレで見る者を魅了する良さがあります。ですが魅了されるのはインテリアより食器ですね。ロイヤルミルクティーを頼んだことがあったのですが、その時の器がこちらとなります(元町珈琲店のホームページより抜粋)

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カップは分かるのですが、ろうそくが入っている方は見たことがなくてこれ見た時に思わず店員様に「オシャレで変わった入れ物ですね」と言ってしまったほどです。

店員様は「ありがとうございます。これは飲み物が熱くなりすぎないようにしているのです。冬になるとホットを頼まれるお客様が増えるのでこれの在庫がなくなったりします」と苦笑いしておりました。働く大切さを知っている大人は輝いて見えますね。

あとは「エッグベネディクト元町スタイル」が大変美味でした。ワッフルも欠かせない一品なので詳しくは元町珈琲店のホームページをチェック!リンク下に貼っておきます。

motomachi-coffee.jp

2:nana's green tea

ここもチェーン店です。続々と日本各地に増えていっております。

ここは抹茶とほうじ茶が主体の店で、中には「抹茶黒蜜ラテ」といったこの店ならではの飲み物を飲む事ができます。

ですが、それだけではありません。私が驚いたのは、ランチメニューの中になんとお茶漬けがあったのです!どんぶりやうどんもありました!「喫茶店 とは」と検索をかけたほどです!(写真を載っけようとしたらPDFでした申し訳ない)

アレルギーやカロリーにも親切に対応しており、下のリンクに詳しく書いておりましたのでそこもこの店のいいところです。

他に私が食べたもので美味しかったのは「抹茶とほうじ茶の生チョコレート」です。その名前の通りなので気になった方は是非!

www.nanasgreentea.com

3:Tully's coffee

こちらもチェーン店となります。ここはテイクアウトが可能になった喫茶店で且つTully's限定Tully'sカードシステムも無料で作れたりします。

飲み物で好きなのが「キャラメルチョコクリームスワークルwithソルティーキャラメルソース」です。え?長い?スタバほどじゃないですよ(笑)

コーヒーやミルクティーは苦みが特徴的なのでコーヒー好きや苦い飲み物好きにはたまらないお店かもしれません。

Tully'sはグッズも出しており、カップなども売っております。どれにもTully'sと書いてあるので見たら分かるくらいです。

フードも充実しており、どの年齢層でも気軽に行ける空気感なのがいいところ。最近だと「チョコリスタ」という新商品が出たのだとか。行ってみるなら今がチャンス!リンクも貼っておきますのでご安心を!

www.tullys.co.jp

4:STAR BUCKS coffee

さっきちょろっと名前が出たのはこの店の事です。定番のチェーン店ですね。有名どころといえばここかと。

期間限定の飲み物ほしさに店に寄る方は数知れず、最近だとタピオカブームがきているのだとか。

プリンアラモードプラペチーノ」という風変わりなのに人を奮い立たせるものは中々ないかと思われます。個人的にはロイヤルミルクティープラペチーノが飲みたくなりましたね。

ミュールやシェケラートといったオシャンティーな飲み物まで提供し始め、今後にも期待値が高まる一方です。

飲み物が主流で、よく街中でスタバのマークをつけた飲み物を飲み歩きしている方を見かける事があります。

マークというのはこれです。このマークをつけたカップは全てスタバ関連です。

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まだ行った事が無い方は足を運んでみると驚きがあなたを待っているかもしれません。

www.starbucks.co.jp

チェーン店はここまでにして、この後は個人経営しているお店を紹介したいと思います。それではどうぞ!

 

5:喫茶エルグレコ

この喫茶店は前述しました通り、倉敷の観光地「美観地区」にある喫茶店です。美観地区代表の喫茶店と言っても過言ではありません。

有名な大原美術館の隣にある喫茶店なので、立地が大変いいのが特徴です。

上品で落ち着きのあるレトロモダンな店作りで、本物のお抹茶とお菓子を提供しているお店でもあります。メニューは少ないですがその分1つ1つの食べ物の質がいいです。実際私はお抹茶とお菓子をいただきまして、一息ついた記憶。

おおらかな店員様も多く、まさしくあの店にふさわしい方々で楽しく会話されながら経営しているのだとか。

とある小説の題材になったこともあるらしく、それを聞いて「うん、だろうね!」と納得してしまったほどです。私も題材にしたかったぜ!

朝10時から夕方17時まで開いていますので、もしよろしければ足をお運び下さい。

www.elgreco.co.jp

6:喫茶かめやま

ここも美観地区にある喫茶店の1つです。ゆまる、ここ好き!(鳴き声)

私はいつもアイスカフェオレかロイヤルミルクティーをいただくのですが、行き過ぎて女店主様に顔を覚えられたくらいです。やったねたえちゃん!(2回目)

メニューが豊富でぜんざいがあった時には驚きました。勿論食べました。とても美味しかったです(感想が幼稚園児)

なぜか何もなくても足を運んでしまうのですよね。やみつきになっているのかもしれない。

とにかくいいのは女店主様。優しい雰囲気の持ち主で、人の話をしっかり聞いてくださるから包容力があるのだと思う。だからついつい話し込んでしまう良さがある。だからやみつきになっているのかも。

基本その方が1人で切り盛りされており、帰る時「いってらっしゃい。気をつけて」と言ってくださるので「もうお母さんでいいよ」とすら思えるほど。

他の方にも同じように接しているので「聖母じゃん」と悟りを開くようになりました。

興味がある方は是非お越し下さい。そして癒やされてくださいませ。

サイトがないので文で場所を言わせていただきます。

美観地区名店「有隣庵」の斜め向かいにあります。

先ほど紹介しました「喫茶エルグレコ」の前の倉敷川に架かっている橋を渡ったところにあります。目の前にある「公民館」に自転車や車がおけますのでそこに駐めてから入れるかと。

 

では最後です。

7:ジャズ喫茶 アベニュウ

私にとってのナンバーワン喫茶店です。以上です。

え?それで済ますな?簡潔すぎる?もっとちゃんと言え?

むぅ、私にとって最高の褒め言葉なのですけどねこれ。

まずここに入ったらジャズがスッと耳に入ってくるのですよ。

そして私の顔を覚えて下さったマスターが「いらっしゃい。席空いてるよ」と言ってくれます。これは常連ならではかもしれません。

小説を書きながらBGMのジャズを聴いて、頼んだ紅茶を飲みながら優雅な1日を過ごせます。

夜遅くまで開いている理由は、夜の8時頃からジャズコンサートが開かれるからです。

また美観地区を巻き込んでコンサートをすることがあり、それもまたここ特有でしょうね。

店にピアノやドラムが置いてあり、それを使って誰かが弾いているのだなと想像を掻きたてられます。私も弾きたい。

客層は大人の方ばかりです。カウンターではよくおじ様たちが集まって日本の情勢について語っていたりします。

私がいつまでもいられる場所、心地がいい場所といえばここ。

美観地区に来て、ここに足を運ぶときっと私がいるでしょう。いてもスルーしてやってください。

少し離れたところにありますが、行っても後悔しないと思うのでノー問題という事で。

sound.jp

 

という事で以上となります!いかがでしたでしょうか?

茶店のあれこれからおすすめの喫茶店までざっと紹介させていただきました!

参考になったなら何よりです。喫茶店はいいんだぞという熱意が伝わっていれば満足です。その為に書いたようなものですから!

ではまたお会いしましょう!さよなら~!

私が創作を始めたきっかけ

皆様お久しぶりですこんにちは。ゆまるです。生きてます。

今日は私が創作を始めたきっかけを話したいと思います。

これ実は結構聞かれる事なんですよね。

「なんで創作始めようと思ったの?」

「何か理由でもあるの?」と。

なのでこの場を借りて創作を始めたきっかけを話していこうと思ったわけです。

そもそも私は創作を始めてまだ半年しか経ってない新参者です。

それまでは創作は1回もしたことがなく、創作しようとも思っていませんでした。

ではなぜ創作しようと思ったのか?

 

 

あれは半年前、6つ年上の兄と私が会話していた時の事です。

その時は何気ない会話をしていたと思います。

でもその会話の途中、兄がこんな事を言い出したのです。

 

「お前さ、なんで俺より若いのに機械弱いんだよ」

 

ド偏見をぶつけてくるなと思いましたね。

でも言いたい事はなんとなく分かるのです。私はアナログ人間ですから。

小さい頃から本に囲まれて過ごしてきた私は機械関連のものに触れない生活を過ごしてきました。

生まれた頃から家にテレビがなく、ゲームにも感心も持たず、ひたすら本を読んでいた毎日。

勉強している時に分からない事があったら紙の辞書を使い、調べる。

食事を済ましたら家族と団らんして。

アニメは兄が見ていたのを一緒に見ていたので、私はパソコンを操作していませんでした。

学校で友達ができなかったのもあって、1人で物事を片付ける事ばかり上達しておりました。

だから高校に上がってスマホを持った時には使い方が分からず慣れるまで時間がかかったものです。

兄はそれを心配して言ったのでしょう。

パソコンもろくに扱えなかったら社会に出たとき困るのでは?という意味合いだったのかもしれません。

だから私はその時こう言いました。

 

「いや私、平安時代に生まれた大魔女だからそこら辺よく分かってねぇんだわww」

 

どうしたの私?悪いキノコでも食べたの?

兄の気遣いに対して舐め腐った対応をしました。

この時なぜこう言ったのか未だによく分かっていません。

正気を疑いたくなるような返答だったので兄に「は?」と白目を向けられると思いました。

ですがその時の兄はというと、床を転げ回って大爆笑。

よほどツボに入ったのでしょうね。兄はたまに私が言うことにツボるので、いつも通りの日常だなと思っておりました。

しかし、笑いのツボから脱した兄は私の人生の転換点となる一言を言い放ったのです。

 

「じゃあさ、お前それでなんか1本書いてくれよ」

 

・・・・・・・は?

 

「お前国語得意だしいけるやろww」

 

・・・・・・・・・・・は????

 

なんでそうなるねん!!!???

ド偏見ぶつけるなとあれほど言ったではないか兄よ!!!!

国語得意だから創作できるわけじゃないでしょ!?正気かぽまえ!?

 

「大丈夫だって!お前ならいけるいける。その魔女が主人公な」

 

話を勝手に進めるな!!

 

「バトルものでよろしく。異世界ものはなしで。それと長編にしてくれや」

 

注文つけ過ぎィ!!創作したことないやつにそれ言う!?

 

「じゃあ頑張れよ。書いたら見せてくれ」

 

投げやりかよ!?マジで言ってんの!?てかもう寝てるし!?

 

 

 

そんな会話の後、なんだかんだ言いながら始めました。

最初は右も左も分からない状態で始めたものですからうまくいきませんでした。

ですが書いていたらとても楽しく、今でも創作は続けています。

初回作だけではなく、他に思いついた長編も書き始め、長編・中編・短編を合わせたネタ帳のストックも20を超えました。

書くのは苦手ですが、二次創作も友達に渡す為に書いたりしました。

経験が浅いのもあって、拙い文章なのは重々承知していますがそれでも書く事がこんなに楽しいとは思っておらず、すっかり生きがいになりました。

創作する事が私にとっての安らぎであり、「ずっと書いていたい」「もっと上手くなりたい」「人々に喜んでもらえるものを書いて提供したい」という気持ち一心で今も尚書いております。

周りの方々も私の創作活動を応援してくださり、同じ物書きや絵描きのクリエイターの方々とも縁をいただき、感謝でしかないです。

創作を始めて本当によかった。

ありがとうな、兄。でも他人にド偏見ぶつけちゃ駄目だぞ。あと人に私の創作を送るなよ。まだ修正が終わってないかr

 

「あ、もう送ったわww」

 

・・・・・・・やっぱりこいつ生かしておけねぇわ・・・・。