物書きの1人語り

物書きの戯言です

私が創作を始めたきっかけ

皆様お久しぶりですこんにちは。ゆまるです。生きてます。

今日は私が創作を始めたきっかけを話したいと思います。

これ実は結構聞かれる事なんですよね。

「なんで創作始めようと思ったの?」

「何か理由でもあるの?」と。

なのでこの場を借りて創作を始めたきっかけを話していこうと思ったわけです。

そもそも私は創作を始めてまだ半年しか経ってない新参者です。

それまでは創作は1回もしたことがなく、創作しようとも思っていませんでした。

ではなぜ創作しようと思ったのか?

 

 

あれは半年前、6つ年上の兄と私が会話していた時の事です。

その時は何気ない会話をしていたと思います。

でもその会話の途中、兄がこんな事を言い出したのです。

 

「お前さ、なんで俺より若いのに機械弱いんだよ」

 

ド偏見をぶつけてくるなと思いましたね。

でも言いたい事はなんとなく分かるのです。私はアナログ人間ですから。

小さい頃から本に囲まれて過ごしてきた私は機械関連のものに触れない生活を過ごしてきました。

生まれた頃から家にテレビがなく、ゲームにも感心も持たず、ひたすら本を読んでいた毎日。

勉強している時に分からない事があったら紙の辞書を使い、調べる。

食事を済ましたら家族と団らんして。

アニメは兄が見ていたのを一緒に見ていたので、私はパソコンを操作していませんでした。

学校で友達ができなかったのもあって、1人で物事を片付ける事ばかり上達しておりました。

だから高校に上がってスマホを持った時には使い方が分からず慣れるまで時間がかかったものです。

兄はそれを心配して言ったのでしょう。

パソコンもろくに扱えなかったら社会に出たとき困るのでは?という意味合いだったのかもしれません。

だから私はその時こう言いました。

 

「いや私、平安時代に生まれた大魔女だからそこら辺よく分かってねぇんだわww」

 

どうしたの私?悪いキノコでも食べたの?

兄の気遣いに対して舐め腐った対応をしました。

この時なぜこう言ったのか未だによく分かっていません。

正気を疑いたくなるような返答だったので兄に「は?」と白目を向けられると思いました。

ですがその時の兄はというと、床を転げ回って大爆笑。

よほどツボに入ったのでしょうね。兄はたまに私が言うことにツボるので、いつも通りの日常だなと思っておりました。

しかし、笑いのツボから脱した兄は私の人生の転換点となる一言を言い放ったのです。

 

「じゃあさ、お前それでなんか1本書いてくれよ」

 

・・・・・・・は?

 

「お前国語得意だしいけるやろww」

 

・・・・・・・・・・・は????

 

なんでそうなるねん!!!???

ド偏見ぶつけるなとあれほど言ったではないか兄よ!!!!

国語得意だから創作できるわけじゃないでしょ!?正気かぽまえ!?

 

「大丈夫だって!お前ならいけるいける。その魔女が主人公な」

 

話を勝手に進めるな!!

 

「バトルものでよろしく。異世界ものはなしで。それと長編にしてくれや」

 

注文つけ過ぎィ!!創作したことないやつにそれ言う!?

 

「じゃあ頑張れよ。書いたら見せてくれ」

 

投げやりかよ!?マジで言ってんの!?てかもう寝てるし!?

 

 

 

そんな会話の後、なんだかんだ言いながら始めました。

最初は右も左も分からない状態で始めたものですからうまくいきませんでした。

ですが書いていたらとても楽しく、今でも創作は続けています。

初回作だけではなく、他に思いついた長編も書き始め、長編・中編・短編を合わせたネタ帳のストックも20を超えました。

書くのは苦手ですが、二次創作も友達に渡す為に書いたりしました。

経験が浅いのもあって、拙い文章なのは重々承知していますがそれでも書く事がこんなに楽しいとは思っておらず、すっかり生きがいになりました。

創作する事が私にとっての安らぎであり、「ずっと書いていたい」「もっと上手くなりたい」「人々に喜んでもらえるものを書いて提供したい」という気持ち一心で今も尚書いております。

周りの方々も私の創作活動を応援してくださり、同じ物書きや絵描きのクリエイターの方々とも縁をいただき、感謝でしかないです。

創作を始めて本当によかった。

ありがとうな、兄。でも他人にド偏見ぶつけちゃ駄目だぞ。あと人に私の創作を送るなよ。まだ修正が終わってないかr

 

「あ、もう送ったわww」

 

・・・・・・・やっぱりこいつ生かしておけねぇわ・・・・。